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アブソルという名前について

友人の生㌔P(@ikiro_pkmn)がポケモン20周年記動画を作るとかで、
各ポケモンの元ネタを集めたり、絵師を募ってる関係で、
アブソルの名前の由来の話題が出たのでまとめまっす。


どこかで「塗れ衣」って意味があるとみたような覚えがあって、調べてみたところ、
pixiv百科事典におおよそそのような事が載ってました
http://dic.pixiv.net/a/%E3%82%A2%E3%83%96%E3%82%BD%E3%83%AB
それによると

名前は「完全」を意味する形容詞absoluteと、
「冤罪」を意味する名詞absolutionから来ていると思われる。

とのことですが、
「ソースが全部ポケモンのサイトなのはだめ」という指摘を受け、
もう少し「absolution」を調べてみる事に。


weblioによれば「absolution」は、

1【不可算名詞】 【法律, 法学】 免除; 無罪の申し渡し 〔from〕.
 用例 seek [ask for] absolution 免除[放免]を求める.

2【キリスト教】
a【不可算名詞】 赦免(しやめん) 〔from,of〕.
 用例 absolution from [of] sins 罪の赦免.
b【不可算名詞】 罪障消滅 《罪の告解者に対し司祭が神に代わって与える》.
c【可算名詞】 赦罪文; 罪障消滅の宣言.

という事だそうです。


さらに冤罪、濡れ衣は「false charge」というらしいので、「absolution」の正確なところは「赦免」であり、「冤罪」「濡れ衣」は間違いとは言えませんが、微妙にニュアンスや立ち位置が違う感じがしてきます。
いうなれば意訳・超訳と言ったところでしょうか。まとめは鵜呑みにせず、一方でそれをきっかけにもう少し細かく調べてみるとさらにネタを深められそうですね。


災害を察知して山から下りてきたアブソルは、それによって逆に災いを呼ぶものと長年誤解されてきました。きっと科学が進みポケモンの生態や分類も徐々に明らかになるにつれ、その誤解も徐々にとけてきたのでしょう。
だから全国的にポケモンの共通した呼び名をつけようっていう時に、ちょっとインテリな生物学者は考えたのかもしれません。「absolution」すなわち「赦免」という意味から「アブソル」と名付けよう、と。

ただ、これは当のポケモンからしてみれば
「は? お前何いってんの? そもそも罪も何もないんだけど」
って感じなわけで、なんとも人間視点の傲慢なネーミングなんですよね。
個人的にはそのへんが皮肉でいいなぁと思いますが。
そもそも生物を分類して名前つけようっていう行為そのものが人間的発想ですから。


ちなみに 海外のポケモン情報サイト、Bulbapediaによればアブソルの名前の由来は

1) 物騒
2) ab- ("away from") + sol (Latin for sun) 災害や終末の象徴である日食に関連
3) 予知能力から absolute

という風に考察されているそうです。
こちらも参考までに。



あ、もう一度言いますが
友人の生㌔P(@ikiro_pkmn)がポケモン20周年記動画を作るとかで、絵師を募ってるので興味のある方はフォローするといいよ!
過去作品にこんなのあります!
  1. 2015/02/03(火) 00:15:47|
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  4. コメント:2

三匹の獣の話

 今日話すのはホウオウの力で甦った三匹のポケモンの話だ。

 エンジュには二つの塔があった。あるとき人間たちの争いがもとでそのうちのひとつが燃えてしまった。三匹のポケモンが巻き込まれて焼け死んだ。それを哀れに思ったホウオウが新しい姿で蘇らせたのはご存じの通りだ。
 そこで甦った三匹はひとまず故郷へと返り、その事を報告することにした。彼らは報告を終えたらまた落ち合う約束をして三方に走っていった。

 三匹のうち一番早くたどり着いたのは青い身体の獣だった。ところが親兄弟のところにたどり着いたものの、あまりに姿が変わっていて自分だとわかって貰えない。話をしようとするものの声もまったく違って恐れられ逃げられるばかりだった。
 青い獣は悲しみに涙を流した。けれど再び落ち合う二匹に涙は見せられないからと、近くの湖で涙を洗った。その時、湖が涙で澄みわった。スイクンが水を浄化する力を得たのはこの時からである。

 二番目に故郷についたのは黄色の毛皮の獣だった。だがやはり同じ理由から自分だとわかって貰えなかった。
 黄色の毛皮の獣は悲しみに涙を流した。けれど再び落ち合う二匹に涙は見せられないからと、雲を呼んだ。雷が轟いて激しい雨が降り、彼はその雨で涙を洗った。ライコウが背中に雷雲を背負うようになったのはこの時からである。

 最後に故郷にたどり着いたのは褐色の長い毛の獣だった。だが彼もまた同じ理由から拒絶されてしまったのだった。
 褐色の長い毛の獣は悲しみに涙を流した。けれど再び落ち合う二匹に泣き腫らした顔は見せられないからと、一計を案じた。彼は人間の鍛冶屋のところに行くとこう言った。
「お前が一年間に鉄をつくるのに必要な量の炎、それを今与えてやろうから、私の望むものを作って欲しい」
 鍛冶屋は作った鉄で獣の顔に合う仮面を作った。獣はそれを被ると二匹のところに戻っていった。エンテイが炎を操り、今のような姿となったのはこの時からである。

 三匹が今のような有り様となったのはこの時からなのである。
  1. 2015/01/17(土) 00:00:13|
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文字書きは二度死ぬ

「フォルクローレ」という同人誌をやった。
ポケモン×民族がテーマの文章に絵をつけてもらって本にするという企画である。

そこで文字書きさんが大量死した。

どうやら絵がついたのがよっぽどうれしかったらしく、
ある人は鼻血を吹いて倒れ、
ある人は凍死した。

そこで私は絵師さんと結託し、さらなる殺害をもくろんだ。

何をしたかというと、





額に入れて原画を送りつけた。




結果、

文字書きは二度死んだ

文字書き、死亡(二回目)。





いやだってさ、絵師さんが
「これ○○さんにあげてください」と原画をくれたんだもん。

送りつけるしかないじゃんよ。



絵師のみなさん、文字書きのみなさんにイラストを描いてあげましょう。
彼らそういう経験がほとんどないので、死にます。
耐性がない方が多いので…

とってもおもしろいです。
ぜひ絵を描いてあげてください。
  1. 2015/01/16(金) 23:43:03|
  2. 小説論|
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創作と仕事

今でこそ年1くらいで250Pくらいの単行本を出しているが、中高生の頃はいつか作品を書くんだと夢見るばかりで、それが実行に移されたことはなかった。

多少なりともできるようになったのは大学生になってポケモン二次創作をやり始めから。
この時は短編を中心に書いた。

100ページ以上のものが書けるようになったのは社会人になってからだ。

じゃあ学生の時と、社会人の時の差はなんだ?
もちろん「物書きとしての経験値」もあるんだけど、能力が上がった原因は「仕事」じゃないかって思ってる。

どういう事かというと…

「仕事」というのは時間制限付の判断が求められるからだ。
その判断を毎日のように繰り返すんだ。
「優先順位の決定」「取捨選択」「要素の組立」「適度な手抜き」「納期」との戦いの連続なのだ。
実はその過程というのは物語のあれは絶対やりたい、これはにおわす程度でっていう取捨選択と非常によく似ているのではないかと思うのである。

たとえば物語においてAというイベントを発生させるとする。

だが中学生の私は不安になる。
「これをやっちゃうとネタがつきちゃう……」
「自由度がなくなる……」
「完璧にできるのか……」

だが、社会人の私はこう考える。
「ネタは尽きたら、補充すればいい」
「Aというイベントで方向性が定まる(ほかの選択肢に惑わされない)」
「100点を取る必要はない。最低60点とれればいい。いざとなったら修正するさ」

「仕事」というのはとにかく進める事が求められる。
その結果として、怒られようが、ダメ出しされようが、たたき台を作ってナンボだ。
作って反応をみないことには進まないのが仕事だ。
怒られて、ダメ出しされて、ようやく型が出来上がっていく。
仕事における決断とは小説における決断に非常によく似ていると私は思っている。

コンスタントに作品発表できる人はきっと仕事のできる人。
私はわりとそう思ってる。



あ、ちなみに私は仕事できないっす。
もっと仕事できるようになって半年に1冊くらい出したいねえ…。
  1. 2015/01/13(火) 04:34:32|
  2. 日記的なもの|
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【ポケモン×民俗】28日東ト20b頒布 フォルクローレ編集の話【2】



ポケモン×民俗本「フォルクローレ」ではポケモン世界の季節の行事なんかも多数紹介しています。
今回取り上げるのはリングさんか記事を担当した「ミルホッグ・デー」。
グランドホッグという地リスの仲間を使って、春の到来を占うという北米のイベントが元ネタになっています。
イラストは茉莉さんに担当していただきました。

茉莉さん (pixiv) はポケモンの世界の日常を描くのが非常にうまい方です。

これだよ! 私はッ! こんなポケモンイラストが見たかったッ!
理想すぎる…

茉莉さんをpixivで見つけた時にあまりにツボをつかれて、気持ち悪い長文感想を送り付けた事があります。
企画を立ち上げたら絶対に誘うんだと心に決めていました。
フォルクローレでは「ミルホッグ・デー」のほかに「繭の樹」を担当していただいてます。
いつか個人誌を出してくれないかな~と期待してる一人です(笑)
すごくね、印刷映えする絵を描かれるんですよ。
本にはもっときれいに印刷されてて全然迫力が違うのでぜひ手に取ってごらんいただきたいですね。
  1. 2014/12/24(水) 00:52:27|
  2. 日記的なもの|
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